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腎臓癌の手術体験記④ 奥さん、ドクターが呼んでいます

無事に手術が終わり


旦那さんは、病室へ戻りましたが、術後の様々な処置にも時間が掛かり


その間


家族の者は、それぞれ離れた場所で待機をしていました。


そんな時


看護師さんが、わたしを呼びにこられました。




(メ・ん・)?



なんだろう?



何か変な事言うんじゃないでしょうね?



少し不安な気持ちで、言われた部屋へ旦那さんのお兄さんと二人で通されました。





すると



先ほど、手術で取り出したばかりの、旦那さんの左側の腎臓が目に入りました。



表面はザラザラ凸凹した感じの薄ピンク色の物体です。



表面には、びっしりと脂肪が張り付いていました。



腎臓の平均的な大きさは大人の握りこぶし大なんだそうです。


癌の大きさは6センチ5ミリほどだということですが


旦那さんの腎臓は通常の二倍強の大きさに膨れ上がっていました。



平均で12センチくらいらしいので、旦那さんの取り出した腎臓は20数センチ程度の大きさに


成長していた訳です。



腎臓が病気のために、通常サイズよりも大きく育つ?と言う事は、時々あるケースみたいです。



中には、身体の外側から触診しただけで、ボコっとした固まりが手にあたり



場所から腎臓肥大の異常が見つかる事もあると、医師から話を聞きました。



腎臓が、大きくなりすぎると、周辺の他の臓器を圧迫してしまい大変危険な事らしいです。



見せられた、旦那さんの腎臓の内部に部分的に真っ黒いところがチラッと見えましたが



あれが癌細胞だったのでしょうか?



その後、病理検査をされると思いますので、次の受診日には説明があるのかも


知れません。


担当医の説明だと、


「早ければ手術は4時間ほどですむと言う可能性もありましたが



思っていたよりも、腎臓が大きくなっていたので、取り出すのに時間が掛かりました



実質6時間半の手術時間でした




しかし、傷口は最初、握りこぶし大ですから12センチほど切開の予定だったところ




後、3センチ大きく切りました。それでも他の病院でしたら、この倍の大きさを




切開されると思いますよ・・。」



との事でした。



後で、他の兄弟にも先生の言葉を教えたところ



「結局、腕自慢じゃないの?(^O^)」



穿ったコメントを出してましたが・・



傷口は、出来るだけ小さい方が回復が早いのは常識なんで



担当医の腕に感謝したいと思います。










2013-05-08 | 共通テーマ:健康 | nice!(0) | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

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